アギリサウルス
基本データ
- 分類:原始的な鳥盤類
- 属名:Agilisaurus
- 生息年代:ジュラ紀中期
- 食性:植物食
- 全長:1.2ートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:中国
特徴
アギリサウルスの脛骨は大腿骨よりも長かった。これはこの恐竜の足がとても速かったことを示す特徴である。かなりの筋肉が腰の近くに集中していた。尻尾は長く、走行中にバランスをとるために用いられた。
普段は二足歩行をしていたが、エサを食べるときには四足で立つこともあっただろう。
アギリサウルスの上あごと下あごの先端にはクチバシがついていて、これは植物をもぎとるのに用いられた。
化石について
アギリサウルスは中国で発見された。化石の記載は1992年のことである。アギリサウルスとは、「敏捷なトカゲ」という意味である。(ラテン語で“アギリス”は、「敏捷な」を意味し、ギリシャ語で“サウルス”は、「トカゲ」を意味する。)この名前は軽量な骨格と長い脚という特徴から名付けられた。
かつて、アギリサウルスはファブロサウルス科であるとされたが、これは証明されていない。
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