アルヴァレツサウルス

基本データ

  • 分類:獣脚類
  • 属名:Alvarezsaurus
  • 生息年代:白亜紀後期
  • 食性:肉食
  • 全長:約2メートル
  • 重さ:約20キログラム
  • 化石が発見された場所:アルゼンチン
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特徴

アルヴァレツサウルスは、小さく、体重の軽い二足歩行の獣脚竜であった。この恐竜の前身骨格はまだ見つかっていないが、アルヴァレツサウルスは長い後ろ足をもち、腕は短く、長いS字型の首と細長いシッポをもっていたと思われる。シッポは体の全長の半分以上の長さがあった。長い後ろ足は、この恐竜の足が速かったことを物語っている。吻の先端に小さな歯があり、昆虫をエサにしていたことも考えられる。

アルヴァレツサウルスは同時代にアメリカ大陸にいた肉食性の恐竜とはとても異なっている。アルヴァレツサウルスは、もともと恐竜に分類されていたのだが、後の研究でこの恐竜を「飛べない鳥類」であると再分類した研究者もあらわれている。

化石について

化石が発見されたのは南アメリカのアルゼンチンである。発見された化石は骨盤や後肢、歯などの一部の骨であり、まだ頭骨は発見されていない。

アルヴァレツサウルスは、歴史家のドン・グレゴリオ・アルヴァレツにちなんで、1991年に古生物学者のホセ・ボナパルテによって命名された。名前の意味は、「アルヴァレツのトカゲ」である。

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