アマルガサウルス
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基本データ
- 分類:竜脚類
- 属名:Amargasaurus
- 生息年代:白亜紀前期
- 食性:植物食
- 全長:約10メートル
- 重さ:約5000キログラム
- 化石が発見された場所:アルゼンチン
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特徴
アマルガサウルスは竜脚類にしては小型の恐竜であった。ほとんどの竜脚類と同じように、アマルガサウルスの四肢の指は5本であり、先端には大きなツメがついていた。
アマルガサウルスの興味深い点は、首から背中、シッポにかけて並んでいたトゲである。首についていたトゲは特に鋭かったので、これは身を守るための武器として用いられたのではないかと考えられている。また、トゲのいくつかは、体温を調節するために用いられたという説もある。あと、繁殖期において、オスがメスをひきつけるためにトゲを用いたという説や、捕食者に対して警告するためとか、群れの中で仲間に合図を送るためにトゲを用いたという説などもある。
アマルガサウルスが生きていた時代には、肉食恐竜が陸地を動き回っていた。肉食恐竜にとって小型のアマルガサウルスは格好の標的になっていただろう。肉食恐竜たちはアマルガサウルスのトゲを見て、実際よりも大きなサイズの恐竜であると誤解することもあったかもしれない。
生態
アマルガサウルスは草食恐竜であった。この恐竜は体内に栄養を補給するために、毎日たくさんの植物を食べていたに違いない。葉っぱを噛むことなく、丸ごと飲み込んでいた。この恐竜は体内に胃石(いせき)をもっていたので、かたい植物を消化することができたのである。
主なエサは球果植物であり、この植物は竜脚類が生きていた時代にたくさん生えていた植物であった。ほかには、イチョウやシダ、ソテツ、ヒカゲノカズラ、ツクシなどの植物もエサにしていたと思われる。
化石について
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アマルガサウルスは1991年にアルゼンチンの古生物学者のレオナルド・サルガドとホセ・ボナパルテによって命名された。化石が最初に見つかった場所は、アルゼンチンのラ・アマルガである。
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