アンテトニトルス

基本データ

  • 分類:竜脚類
  • 属名:Antetonitrus
  • 生息年代:三畳紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:10メートル
  • 重さ:2トン
  • 化石が発見された場所:南アフリカ

特徴

アンテトニトルスは、最古の竜脚類のひとつである。この恐竜は三畳紀後期のアフリカ南部に生息していた。後に登場する多くの竜脚類と同じように四足歩行をしたが、アンテトニトルスは体のサイズが一般的な竜脚類よりも小さかった。

それでも、この恐竜が生息していた当時は、最大の大きさを誇る動物であり、全長は10メートルほどもあって、体重は2トン以上もあった。(体重は重かったが、前肢は体重を支えるだけではなくて、モノをつかむのにも用いられたようである。後肢は大腿骨がまっすぐで足の骨が短く、常に四足歩行で重い体を支えるように適応していた。)

化石について

アンテトニトルスは南アフリカのオレンジ自由州で発見された。化石の記載が行なわれたのは、2003年のことである。アンテトニトルスとは、「雷の前」という意味である。ラテン語で、アンテとは“前”を意味し、トニトルスとは“雷”を意味する。

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