アリノケラトプス
基本データ
- 分類:角竜類
- 属名:Arrhinoceratops
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:植物食
- 全長:6メートル
- 重さ:3500キログラム
- 化石が発見された場所:カナダ
特徴
アリノケラトプスのまゆの部分には、長くて鋭く尖った二本の角がついていた。その角は前方に湾曲していた。えり飾りには小型の、楕円形の穴があいていた。残念ながら頭骨が一個しか見つかっておらず、また、損傷も激しいために頭骨について詳しいことはあまりわかっていない。
アリノケラトプスと同時代には、アンキケラトプスがいた。また、アリノケラトプスと近縁の恐竜としては、トロサウルスやカスモサウルス、ペンタケラトプス、トリケラトプスなどがあげられる。
化石について
アリノケラトプスは1923年にトロント大学の遠征隊によって、カナダのアルバータ州にあるレッド・ディア・リバー沿いで発見された。1925年にウィリアム・A・パークスによって記載された。アリノケラトプスとは、「鼻の角がない」という意味である。(この名前は実際は正しくない。アリノケラトプスには角が鼻の部分についていた。)
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