バラパサウルス

基本データ

  • 分類:竜脚類
  • 属名:Barapasaurus
  • 生息年代:ジュラ紀前期
  • 食性:植物食
  • 全長:20メートル
  • 重さ:25000キログラム
  • 化石が発見された場所:インド

特徴

バラパサウルスは、古竜脚類の最後の生き残りが生息していたのと同じ時代にいた。いくつかの点で、バラパサウルスは古竜脚類と類似する特徴をもっていたが、一方でより進化した面も兼ね備えていた。バラパサウルスの背骨や骨盤、そして巨体という特徴は、この恐竜が竜脚類に属することを示すものである。バラパサウルスは、ジュラ紀後期に北米に生息していた竜脚類のディプロドクスと同じくらいの大きさであった。

バラパサウルスは草食恐竜であり、長い首を活かして樹木の高いところに生えた葉っぱなどを食べていただろう。

発見された骨格は、足や背骨であった。頭骨は発見されていないが、いくつかの歯は発見された。歯はスプーンのような形をしていた。この歯は前歯で、植物をむしり取る役目を果たしたのではないかと考えられている。

バラパサウルスに近縁の恐竜として、アフリカ北部のケティオサウルスや、南米のパタゴサウルスやフォルクヘイメリア、アルゼンチンのアミグダロドン、またマダガスカルのラパレントサウルスや、オーストラリアのロエトサウルスなどがあげられる。

化石について

バラパサウルスの化石はインドで発見された。化石の記載は1975年に行なわれた。バラパサウルスとは、「大きな脚のトカゲ」という意味である。

インドのカルカッタにあるインド統計大学地質科学科に組立骨格が展示されている。

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