カルノタウルス
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基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Carnotaurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:肉食
- 全長:約8メートル
- 重さ:1トン
- 化石が発見された場所:アルゼンチン
特徴
カルノタウルスの最も変わった特徴は、両眼の上に突き出た一対の角であった。この角があるせいで、雄牛のようにもみえる。(ちなみに、カルノタウルスというのは、「肉食の牛」という意味である。) この角は戦闘のためではなくて、繁殖期においてオスがメスをひきつけるために用いられたのだろうと思われる。
カルノタウルスの目は前方を向いていたが、これは恐竜としては変わっていて、両眼視機能や奥行き知覚が備わっていたことを示している。
頭部の上のほうはたくましく見えたが、下のほうはほっそりとしていて弱弱しかった。吻は丸みを帯びていて、たとえるならカルノタウルスはブルドッグのような外観をもっていた。おそらく、この獣脚類の最も変わった特徴は、その小さな発達の遅れた前肢であり、これは多分大型の肉食恐竜の中でも一番小さな前肢であった。前肢はとても短かったので、手が肘から直接出てきているようにみえた。手には原始的な四本の指がついていた。
化石について
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カルノタウルスの骨は1984年に、ホセ・F・ボナパルテによって発掘された。(南米で彼はほかにも多くの恐竜を発掘している。)
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