カウディプテリクス

サファリ レプリカ カウディプテリクス

基本データ

  • 分類:獣脚類
  • 属名:Caudipteryx
  • 生息年代:白亜紀前期
  • 食性:雑食
  • 全長:約1メートル
  • 重さ:
  • 化石が発見された場所:中国

特徴

カウディプテリクスは七面鳥ほどの大きさであり、その化石からは鳥のような特徴が多く発見された。羽毛や小さなクチバシのついた頭部、そして鳥のような足などである。これらの鳥類との類似にもかかわらず、カウディプテリクスは飛ぶことのできない動物で、恐竜と鳥の中間種であると、古生物学者たちによって認識されている。

しかしながら、すべての科学者が「カウディプテリクスは恐竜か鳥か」という議論に決着をつけたわけではない。とある学派は、カウディプテリクスが鳥に起源をもち、だんだんと飛ぶ能力を失っていったのだと考える。化石から再現されるすべての恐竜と同じように、カウディプテリクスが恐竜か鳥かどちらかなのかを正確に知ることは不可能である。

また、カウディプテリクスは獣脚類なのに、消化を助ける砂袋をもっていたというのはとても変わった特徴だろう。発見された胃石の大きさは2.5センチほどであった。おそらく、カウディプテリクスは食べ物を噛むことなく、丸呑みしていただろう。また、この恐竜には胃石だけではなく、小さな円錐形の歯があった。

化石について

中国の遼寧省で1997年にカウディプテリクスは発見された。カウディプテリクスとは、「尾の翼」という意味である。

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