セントロサウルス
基本データ
- 分類：角竜類
- 属名：Centrosaurus
- 生息年代：白亜紀後期
- 食性：植物食
- 全長：約6メートル
- 重さ：3000キログラム
- 化石が発見された場所：カナダ
特徴
セントロサウルスは、とがった角をもち、目の上あたりにちいさなコブがある。このとがった角は、個体によって前方に湾曲したり、後方に曲がったり、真っ直ぐ上に伸びていたりしていたが、古生物学者たちにとってはこのことはあまり重要ではなかったようだ。
また、首のまわりについたエリ飾りも特徴的である。（このエリ飾りはホタテ貝の縁のように波打っている。）
セントロサウルスは、近縁のモノクロニウスにとてもよく似ている。両者は、同時期に同じ場所に生息していた。これらの二つの恐竜はとても似ていて、また、モノクロニウスの化石は少なかったこともあって、二つの化石が間違えて混同されることもあった。
ほかのケラトプス科の恐竜と同じように、セントロサウルスのアゴは植物繊維を刈るのに適していた。また、セントロサウルスが群れを成して、エサと水を求めてあちこちに移動していたことは化石から明らかである。
化石について
Centrosaurus...
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セントロサウルスの化石は、カナダのアルバータ州立恐竜公園で見つかることが多い。同公園内のボーン・ベッド（大量の化石が発見される地層）には、セントロサウルスの化石が1万体分も残されている。古生物学者たちは、セントロサウルスの群れが川を渡ろうとして氾濫に巻き込まれて溺れ死んだのだろうと考えている。
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