キロステノテス
Two Chirostenotes...
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基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Chirostenotes
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:肉食
- 全長:2メートル
- 重さ:35キログラム
- 化石が発見された場所:カナダ
特徴
キロステノテスのそれぞれの手の先端にはカギヅメがついていて、3本指になっていた。歯の無いアゴをもち、頭部のてっぺんには非常に目立つ頭飾りがついていた。
キロステノテスはアジアに生息していた獣脚類のオヴィラプトルに近縁であった。これは、オヴィラプトル類のような恐竜が白亜紀後期に世界中に広く分布していたことを示すものである。ほかの小型の獣脚類と同じように、キロステノテスの体にも羽毛が生えていて、これは恐竜と鳥類の中間体を示すものだと考えられている。
生態
キロステノテスは主に肉をエサとして食べただろう。だが、ときには肉以外のものも口にしたかもしれない。エサはトカゲや魚類のような小さな獲物であり、卵も食べた可能性がある。
化石について
キロステノテスの発掘の歴史は少し変わっている。まず、1924年にカナダのアルバータ州で手の化石が発見されて、キロステノテス("ほっそりした手"の意)と命名された。その後、1932年に足が発見され、マクロファランギアと命名されて、1936年にはアゴが発見され、カエナグナトゥスと命名された。これらの化石は最初、鳥類のものであると考えられていた。発見された化石がすべて同じものであるとわかったのは、1988年になって、とある博物館の収蔵物の中から、1923年以来研究されずに放置されていた骨格が発見され、研究されてからのことだった。
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