チュンキンゴサウルス

基本データ

  • 分類:剣竜類
  • 属名:Chungkingosaurus
  • 生息年代:ジュラ紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:4メートル
  • 重さ:226キログラム
  • 化石が発見された場所:中国

特徴

チュンキンゴサウルスの背中には装甲板が二列になって並んでおり、これは棘のような形状をしていた。この装甲板が実際、いくつあったのかは定かではないが、三峡博物館(旧:重慶市博物館)に展示されているチュンキンゴサウルスの場合、装甲板は14対である。また、尻尾は先端には2組のスパイクがついていた。

この恐竜を識別する際の最大の特徴は上腕骨の形状である。これは非常に原始的であり、末端の幅がとても広いという特徴があった。また、腰の骨も原始的であった。

生態

チュンキンゴサウルスは、近縁のチアリンゴサウルスのように、地表に近いところに生えていたシダ類やソテツ類をエサにしていただろう。

化石について

1977年に中国人の労働者たちがチュンキンゴサウルスを発見した。その後、1983年に古生物学者の董枝明によって記載された。チュンキンゴサウルスとは、「重慶(チョンキン)のトカゲ」という意味である。

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