デルタドロメウス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Deltadromeus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:肉食
- 全長:8メートル
- 重さ:4トン
- 化石が発見された場所:モロッコ
特徴
デルタドロメウスはコエルロサウルス類に属する獣脚類であり、オルニトレステスによく似ていた。
後肢が細長く、ほっそりとして、これはデルタドロメウスの足が速く、敏捷であったことを示すものであった。すべての恐竜の中でも、デルタドロメウスは最も足の速い恐竜のひとつであった。また、腕は獣脚類としては著しく長かった。
歯は細く、鋸歯のような形状をしていて、獲物の骨を噛み砕くのではなく、肉を切り取るのに適していた。歯が抜けると、新しい歯がまた生えてくるようになっていた。
化石について
デルタドロメウスは1995年に、ガブリエル・リオンによってモロッコで発見された。化石の記載は1996年のことである。デルタドロメウスは、「デルタの走者」という意味である。
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