ドリオサウルス


Side Profile of a Dryosaurus Dinosaur Walking in the Forest
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基本データ

  • 分類:鳥脚類
  • 属名:Dryosaurus
  • 生息年代:ジュラ紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:約3メートル
  • 重さ:
  • 化石が発見された場所:米国、タンザニア

特徴

ドリオサウルスは長い、強力な後肢をもっていた。後肢はほっそりとしていて、3本の指がついていた。前肢も強力であり、5本の指がついていた。ドリオサウルスはエサを食べるときに、おそらく前肢を使って葉っぱや枝をつかんでいただろう。シッポは立っているときや走っているときに、体全体のバランスをとるために用いられたであろう。

ドリオサウルスの口の前部分には歯がついていなかった。かたいクチバシを使って、地面や低木などから植物をつまみとった。あごの奥には歯がついていて、その歯を使って植物の葉をくだいてから飲み込んだ。

また、ドリオサウルスは特に大きな目を持っていた。このことからジュラ紀後期のほかの恐竜よりも、ドリオサウルスの知性はほんの少し高かったかもしれないと考えられている。

生態

ほかの鳥脚類と同じように、ドリオサウルスはおそらく群れをなして生活していた。そして、親は子供が生まれてから少なくとも一年か二年の間、子供の世話をした。

化石について

1894年に、オスニエル・チャールズ・マーシュがドリオサウルスの記載を行なった。ドリオサウルスとは、「樫の木のトカゲ」という意味である。この恐竜の歯のいくつかが、樫の木の葉に似ていることからこの名前がつけられた。この恐竜の化石は米国の西部やアフリカで発見されている。

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