フクイラプトル
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Fukuiraptor
- 生息年代:白亜紀前期
- 食性:肉食
- 全長:約4.2メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:日本の福井県
特徴
多くの獣脚類と同じように、フクイラプトルもその発見以来、分類がなかなかうまくいかなかった恐竜であった。最初、この恐竜の前肢にあったカギヅメは、後肢についていたと間違って認識されていた。そのため、研究者は最初、フクイラプトルをドラマエオサウルス類の一種だと考えたが、後の研究でこの恐竜はアロサウルスに近縁のものであると考えられるようになった。
また、歯があるアゴの骨もマニラプトル類のものに似ているので、発見当初、混乱が生じたといわれている。
フクイラプトルの化石の基準標本は、全長がおよそ4.2メートルほどである。この基準標本は成体のものではなかったので、成体はもっと大型のサイズであった可能性がある。
化石について
フクイラプトルは、肉食恐竜の中で日本で初めて全身骨格が復元された恐竜である。フクイラプトルとは、「福井の泥棒」を意味する。
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