マジュンガサウルス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Majungasaurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:肉食
- 全長:約8メートル
- 重さ:2.2トン
- 化石が発見された場所:マダガスカル
特徴
マジュンガサウルスはおよそ7000万年前、白亜紀後期のマダガスカル島に生息していた獣脚類であり、アベリサウルス類に属する。獣脚類の中では原始的な系統に属すると考えられている。
ほかのアベリサウルス類と同じように、マジュンガサウルスも二足歩行をし、前肢がとても短い。その一方で、後肢は長くて頑丈であった。
ほかのアベリサウルス類と異なる点をあげるとすれば、幅の広い頭部、体の表面を覆っているザラザラとした皮膚や、頭のてっぺんについていた一個の丸い角などである。また、たいていのアベリサウルス類よりも、上あごと下あごにたくさんの歯がついていた。
生態
マジュンガサウルスは竜脚類のラペトサウルスをエサにしていた可能性がある。また、マジュンガサウルスの化石の中には、胴体から尻尾まで同種による噛み痕があるものもあった。そのことから、共食いもしていたのではないかと考えられている。
化石について
マダガスカル島のマジュンガという場所で化石が発見されたため、マジュンガサウルスという名前がついている。1955年に記載された。
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