マジュンガトルス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Majungatholus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:肉食
- 全長:9メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:マダガスカル
特徴
マジュンガトルスはアベリサウルス類に属する獣脚類であった。アベリサウルス類はもともとインドと南米のみに生息していたグループだと考えられていた。
生態
マジュンガトルスはおそらく首の長い竜脚類をエサにしていただろう。また、化石のいくつかに見られる歯形から、マジュンガトルスは共食いをしたと考えられている。成体がほかの生きているメンバーを襲ったのか、それとも、すでに死んだほかのメンバーの肉を食べたのか、これについては不明である。
化石について
マジュンガトルスはアフリカのマダガスカル島で発見された。化石の記載は1979年のことである。マジュンガトルスとは、「マジュンガのドーム」という意味である。"マジュンガ"というのは、この恐竜が発見された地方都市の名前であり、"トルス"というのはラテン語で「ドーム」を意味する。
最初にマジュンガトルスが発見されたとき、頭の上部が分厚くなっていたことから、この恐竜はパキケファロサウルスに分類された。その後、もっと質のよい化石が発見されて、マジュンガトルスはアベリサウルス類であることが明らかになった。
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