マシアカサウルス
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基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Masiakasaurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:肉食
- 全長:約2.1メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:マダガスカル
特徴
マシアカサウルスは非常に長い首と尻尾をもち、二足歩行をし、体重はジャーマン・シェパードと同じくらいであった。だが、マシアカサウルスで最も面白い特徴はその前歯にあった。上下のあごから、歯が前方に向って突き出していたのである。
マシアカサウルスの生態というのは、謎に満ちている。現在でも生きている哺乳類の中で、マシアカサウルスと同じような歯の特徴をもった動物がいて、それらの動物がこの恐竜に関する手がかりを提供してくれる。その動物たちというのは、トガリネズミや、南米に生息するケノレステス科の有袋動物などである。これらの動物たちも細長い歯が前に向って突き出ている。
マシアカサウルスの場合、前方に突き出た前歯を使って獲物を捕まえて、その後、アゴの後方にあった刃物のような歯で獲物の肉を咀嚼したのであろう。この恐竜のエサは昆虫や魚類、トカゲ、ヘビ、哺乳類などであった。
化石について
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マシアカサウルスは、アフリカのマダガスカル島で発見された。化石の記載は2001年である。
マシアカサウルスとは、「悪意のあるトカゲ」という意味である。マシアカは、マダガスカル島の原住民の言語であるマラガシ語で「悪意のある」という意味をもち、サウルスはギリシャ語で「トカゲ」を意味する。
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