メガロサウルス

An Iguanodon and a Megalosaurus of the Cretacean Era
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基本データ

  • 分類:獣脚類
  • 属名:Megalosaurus
  • 生息年代:ジュラ紀中期
  • 食性:肉食
  • 全長:約9メートル
  • 重さ:1000キログラム
  • 化石が発見された場所:イングランド

化石について

メガロサウルスは正式に学名がつけられた最初の恐竜である。この恐竜の化石は、イングランドのオックスフォードシャー州にあるストーンズフィールドで発見された。その化石には、後肢や腰、肩甲骨、下あごの骨などが含まれていた。命名をしたのはジェームス・パーキンソンである。メガロサウルスとは、“巨大なトカゲ”を意味する。この恐竜が発見された当時は、「恐竜」という言葉すらつくられておらず、科学者たちは発見された化石を巨大なトカゲのものだと思っていたのである。

長い間、科学者たちはイングランドやヨーロッパで発見された獣脚類の化石の多くを、メガロサウルスの骨として記録してしまっていた。近年になっても、米国とオーストラリアで発見された化石がメガロサウルスとものとして間違えて記載されたことがあった。

間違えられることも多く、また、事実としてわかっていることも少ないが、メガロサウルスは依然として重要な恐竜である。最初に発見されたメガロサウルスのアゴと腰の骨というのがとくに重要であった。これらの骨から、メガロサウルスは大型の獣脚類であり、体重はおそらく1トンを超えるだろうと考えられている。また、頑丈なアゴの骨と、大きなギザギザのある歯は、この恐竜が獰猛な肉食恐竜であったということを物語っている。ほとんどの肉食恐竜と同じように、メガロサウルスは口に入る動物なら何でも食べただろう。

豆知識

英国の小説家のチャールズ・ディケンズが『BLEAK HOUSE』(荒涼館)という小説の中で、メガロサウルスという単語を使用した。

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