ミンミ
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基本データ
- 分類:鎧竜類
- 属名:Minmi
- 生息年代:白亜紀前期
- 食性:植物食
- 全長:3メートル
- 重さ:500キログラム
- 化石が発見された場所:オーストラリア
特徴
ミンミは小型の鎧竜類であり、アンキロサウルス類に属する。この恐竜が生息していたのは、9500万年前〜1億年前であった。
ミンミの装甲は堅くて重かった。それはワニの堅い皮膚よりも亀の甲羅に近かった。そのため、捕食者がこの恐竜を噛むのはとても難しかっただろう。
また、ミンミにはほかの鎧竜類には見られない特徴があった。それは腹部にも骨質の装甲があったということである。そして、ミンミの首と肩のあたりにはトゲがついていなかった。
それと、ミンミの場合、尻尾に骨質のこん棒がついていなかった。(アンキロサウルス類のほとんど種類では、尻尾にかたい骨でできたこん棒をもっていた。) ミンミは体の頑丈さだけで身を守っていたのである。
ミンミの独特な体の形をしていたので、背の高い植物を食べることができなかった。この恐竜は川沿いのはんらん原に生息して、地面に生えている草をエサにしていただろう。
化石について
1964年に、イアン・リバーズがオーストラリアのクイーンズランド州のローマのミンミ十字路の近くで、ミンミを発見した。(この恐竜の名前は「ミンミ十字路」にちなむ。)その後、1980年にラルフ・モルナールによって記載された。
豆知識
かつて、「ミンミ」というのは、世界で一番短い恐竜の名前であった。2004年にメイが記載されてからは、そのトップの座を奪われている。
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