ノミンギア
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Nomingia
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:雑食
- 全長:約1.7メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:モンゴル
特徴
たいていの場合、小型の獣脚類と鳥類の共通点というのは、大きさや形、羽毛などに限られていた。ノミンギアはこれらの特徴にくわえて、尾端骨をもつという特徴をもっていた。
尾端骨とは、尻尾の骨が癒合したものであり、それは現代の鳥がもつ重要な特徴のひとつである。ノミンギアが発見されるまでは、尾端骨は鳥類のみに存在すると考えられていた。
また、ノミンギアの尾羽は発達していたが、それは飛ぶためではなくて、繁殖期などに孔雀のように、自分をアピールするための飾りだったのだと考えられている。
化石について
ノミンギアは1994年にモンゴルで発見された。化石が記載されたのは2000年である。ノミンギアとは、「ノミンギンのもの」という意味である。
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