ノトロニクス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Nothronychus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:不明
- 全長:5メートル
- 重さ:1トン
- 化石が発見された場所:アメリカ合衆国
特徴
ノトロニクスはテリジノサウルス類に属する獣脚類である。歯の無いクチバシをもち、腰は鳥類のそれに似ていた。羽毛の痕跡を示す化石は発見されていないが、ノトロニクスの近縁の恐竜は体に羽毛が生えていた。
この恐竜の最大の特徴は、手のカギヅメであり、これは10センチメートルもの長さがあって、ナマケモノのカギヅメに似ていた。このカギヅメを使って、ノトロニクスは森林の植物を引き倒していたのだろうと考えられている。
化石について
ノトロニクスは米国のニューメキシコ州で発見された。2001年に、ジェームズ・I・カークランドとダグラス・G・ウルフによって記載された。ノトロニクスとは、「ナマケモノのカギヅメ」という意味である。
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