オロロティタン

基本データ

  • 分類:鳥脚類
  • 属名:Olorotitan
  • 生息年代:白亜紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:12メートル
  • 重さ:5トン
  • 化石が発見された場所:ロシア

特徴

オロロティタンはランベオサウルス類に属する鳥脚類である。この恐竜の頭飾りは巨大であり、後方に伸びていて、その後端部分は手斧の刃のような形をしていた。最大の特徴は、首の長さである。首はほかのランベオサウルス類よりも長かった。

オロロティタンの近縁の恐竜としては、北米のコリトサウルスやヒパクロサウルスなどがあげられる。

化石について

オロロティタンは、1999〜2000年にかけて、ロシア極東部のアムール川の岸辺で発見された。化石の記載は2003年のことである。オロロティタンとは、「巨大な白鳥」という意味である。

オロロティタンは、北米以外で発見された最も完全なランベオサウルス類であるという点で重要だ。この恐竜の化石は、ロシアのブラゴヴェシチェンスクにあるアムール自然史博物館に展示されている。

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