パークソサウルス

基本データ

  • 分類:鳥脚類
  • 属名:Parksosaurus
  • 生息年代:白亜紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:2.4メートル
  • 重さ:
  • 化石が発見された場所:カナダ

特徴

体の大きさで比較すると、パークソサウルスの頭部は、ほかのヒプシロフォドン類よりも少し長かった。歯はクギのような形をしていて、先端はやや丸っこくなっていた。この歯を使って、多肉果や植物の葉、そして、昆虫などを食べただろう。

小さな恐竜にしては、パークソサウルスの胴体はでっぷりとしていた。四肢はいくぶん短かったが、がっしりとしたつくりになっていた。パークソサウルスの足は速くなかった。尻尾はこの恐竜が二足歩行をするときに、体全体のバランスを保つ役割を果たした。ほかのヒプシロフォドン類と同じように、四肢の先端にはわずかにカギヅメが備わっていた。

化石について

パークソサウルスはカナダのアルバータ州の南部で発見された。見つかったのは、不完全な骨格と頭骨であった。1937年に、チャールズ・スタンバーグが記載を行なった。パークソサウルスとは、「ウィリアム・パークスのトカゲ」という意味である。ウィリアム・パークスとは、20世紀初頭にロイヤル・オンタリオ博物館の古生物学者であった人物である。

パークソサウルスの近縁の恐竜としては、テスケロサウルスやオロドロメウスなどがいる。

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