ペレカニミムス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Pelecanimimus
- 生息年代:白亜紀前期
- 食性:肉食
- 全長:約2メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:スペイン
特徴
ペレカニミムスはヨーロッパで最初に発見されたダチョウ恐竜であった。
ダチョウ恐竜の多くには歯がなかったが、ペレカニミムスにはおよそ220本ほどの歯があった。
ペレカニミムス以外で歯をもったダチョウ恐竜として、ハルピミムスがいる。だが、ハルピミムスの場合、11本の歯が下あごについているだけであった。
ペレカニミムスがなぜそれだけ多くの歯をもっていたのかについては分からないが、なぜ後になって登場するダチョウ恐竜たちには歯がなかったのかということを推測することは可能である。進化の過程で、ダチョウ恐竜たちは咀嚼する必要の無い昆虫や小動物をエサにするようになり、自然と彼らの口から歯がなくなっていったのである。
化石について
ペレカニミムスは、スペインのクエンカにあるラス・オヤスで発見された。化石が記載されたのは、1994年のことである。ペレカニミムスとは、「ペリカンもどき」という意味である。
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