ペンタケラトプス

基本データ

  • 分類:角竜類
  • 属名:Pentaceratops
  • 生息年代:白亜紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:8メートル
  • 重さ:8000キログラム
  • 化石が発見された場所:アメリカ合衆国

特徴

ペンタケラトプスは、サイに似た恐竜であった。おそらく、生態やエサの食べ方などもサイに似ていたと考えられている。

頬骨がとがっていたことが、この恐竜の最大の特徴であった。ほかの角竜類と同じように、ペンタケラトプスの頭部の先にはオウムのようなクチバシがついていた。そのクチバシを使ってエサである植物をとっていたと思われる。

ペンタケラトプスの肩の高さは2.4メートルほどであった。また、地面から首のエリ飾りの頂点までの高さはおよそ3メートルほどもあった。頭部の長さはトロサウルスとほぼ同じぐらいであった。成体のペンタケラトプスの重さは8000キログラムほどあった。頭部には楯と角があって、防御の役割を果たしていた。おそらく、ペンタケラトプスを襲う敵はほとんどいなかっただろう。

化石について

ペンタケラトプスは、化石ハンターのC・M・スタンバーグによって米国のニューメキシコ州で発見された。1923年に、古生物学者のヘンリー・F・オズボーンによって記載された。ペンタケラトプスとは、「5本の角のある顔」という意味である。

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