ポドケサウルス

基本データ

  • 分類:獣脚類
  • 属名:Podokesaurus
  • 生息年代:ジュラ紀前期
  • 食性:肉食
  • 全長:1メートル
  • 重さ:9キログラム
  • 化石が発見された場所:アメリカ合衆国

特徴

ポドケサウルスはジュラ紀前期に生息していた小型の肉食恐竜であった。(この恐竜はもともと三畳紀後期に生息していたと考えられていた。)米国の東部に生息していた恐竜の中では最古のものである。

ポドケサウルスの体の構造はコエロフィシスのそれとよく似ていた。コエロフィシスの体はほっそりとしていて、後肢と尻尾、そして首が長かった。古生物学者によっては、これらの二つの恐竜が同じ属なのではないかと考える者もいた。

化石について

ポドケサウルスとは、「俊足なトカゲ」という意味である。化石の記載は1911年にミニョン・タルボットによって行なわれた。

残念ながら、米国のマサチューセッツ州のコネチカット渓谷で発見されたポドケサウルスの唯一の化石は、1917年の博物館火災によって壊れた。そのため、近年の研究はそのレプリカを使って行なわれている。

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