ポエキロプエルロン

基本データ

  • 分類:獣脚類
  • 属名:Poekilopleuron
  • 生息年代:ジュラ紀中期
  • 食性:肉食
  • 全長:9メートル
  • 重さ:1トン
  • 化石が発見された場所:フランス

特徴

ポエキロプエルロンは大型のテタヌラ類に属する獣脚類であった。全長はおよそ9メートル、体重は1トンほどであった。

この恐竜の最大の特徴は前肢にあった。前肢の長さは、初期の獣脚類の特徴を示していた。後で登場した獣脚類の場合、前肢は体の大きさに比例して短くなる傾向があったが、ポエキロプエルロンの前肢は長かった。この恐竜の前腕は短くて、がっしりとしており、これは近縁のトルヴォサウルスと共通する特徴であった。

化石について

ポエキロプエルロンの化石は1824年にフランスで発見された。化石の記載が行なわれたのは1838年のことである。ポエキロプエルロンとは、「変化の多い体側」という意味である。

第二次世界大戦中、フランスのカン博物館が爆撃された際に、化石のほとんどが破壊されてしまった。その後の研究は、フランス、パリの国立自然史博物館で発見されたレプリカに基づいている。

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