プロコンプソグナトゥス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Procompsognathus
- 生息年代:三畳紀後期
- 食性:肉食
- 全長:1.2メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:ドイツ
特徴
プロコンプソグナトゥスはおよそ2億2000万年前の三畳紀後期に生息していた。
この恐竜は二足歩行をし、前肢は短く、大きなカギヅメをもち、頭部はほっそりとしていて、アゴには小さな歯がたくさんついていた。比較的、乾いた内陸部に生息し、昆虫やトカゲなどの小動物をエサにしていたと思われる。
ミクロラプトルが登場するまで、プロコンプソグナトゥスは世界で一番小さなサイズの恐竜であるとされていた。また、この恐竜は、コエロフィシス類とされていているが、正確な分類をするうえで、骨格がそろっているとはいえない。(骨格は一体のみが知られていて、それはひどくつぶれている。)
化石について
プロコンプソグナトゥスは、ドイツで最初に発見されて、1913年にエーベルハルト・フラアスによって記載された。
コンプソグナトゥスとは、「上品なアゴ」を意味する。ギリシャ語で“コンプソス”とは「上品な」を意味し、“グナトス”は「アゴ」を意味する。それで、プロコンプソグナトゥスは、「コンプソグナトゥスより前」という意味である。
豆知識
プロコンプソグナトゥスは、マイケル・クライトンによる1995年の小説『ロスト・ワールド:ジュラシック・パーク2』と映画版で重要な役割を演じた。
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