リオハサウルス
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基本データ
- 分類:古竜脚類
- 属名:Riojasaurus
- 生息年代:三畳紀後期
- 食性:植物食
- 全長:11メートル
- 重さ:1000キログラム
- 化石が発見された場所:アルゼンチン
特徴
古竜脚類の中でも、リオハサウルスとメラノロサウルスは巨大である。両者は竜脚類と共通する特徴を多く持っていた。背骨には空洞があって、四肢の骨は頑丈だった。
リオハサウルスは四足歩行の恐竜であった。この恐竜は近縁のプラテオサウルスのように後肢だけで立ち上がることができなかった。長くてがっしりとした体全体を支えるために、四本足で立つ必要があったのである。リオハサウルスの前肢は後肢と同じくらいの長さであった。
最初に化石が発見されたときには、頭骨は発見されなかった。だが、あとで保存状態の良い頭骨が発見された。リオハサウルスの歯は葉っぱの形をしていてギザギザがあった。上あごには5本の歯が前方にあって、目の下の部分にまで24本の歯が並んでいた。
リオハサウルスは三畳紀後期の終わりに少しの間だけ生きていた。ジュラ紀に入るとアンキサウルスのような恐竜が繁栄し、ヴルカノドンやバラパサウルスなどの竜脚類が登場した。
化石について
リオハサウルスは、ホセ・ボナパルテによってアルゼンチンのラ・リオハ州で発見された。化石の記載は1969年のことである。リオハサウルスとは、「リオハのトカゲ」という意味であり、化石が発見された場所、ラ・リオハにちなむ。
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