サルタサウルス
基本データ
- 分類:竜脚類
- 属名:Saltasaurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:植物食
- 全長:12メートル
- 重さ:10000キログラム
- 化石が発見された場所:アルゼンチン
特徴
サルタサウルスの背面は装甲で覆われていて、豆ほどの大きさの小さな骨が背中にちりばめられていた。また、背中にはいくつかの大きな楕円形の骨質の皿があった。その皿は人間の手の平と同じくらいのサイズと厚さがあった。肉食恐竜からの攻撃に際しても、背中を覆っていた装甲は役に立ったであろう。(装甲で武装している竜脚類というのは非常にまれである。ふつう、竜脚類というのは、その巨体以外には身を守るすべが無かった。)
生態
サルタサウルスは草食恐竜であった。長い首を使って、小さな草食動物であったらとどかないような、高いところにあるエサを食べることができただろう。また、ふだんは二足歩行をしていたが、エサを食べるときだけ、後ろ足だけで立ちあがった可能性もある。
化石について
サルタサウルスはアルゼンチンのサルタで発見された。サルタとは、アルゼンチンの北西部にある町をさす。ウルグアイでも、サルタサウルスの骨がいくつか発見されている。
この恐竜の名前は、J・ボナパルテとJ・パウウェルによって1980年に命名された。
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