スケリドサウルス
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基本データ
- 分類:原始的な装盾類
- 属名:Scelidosaurus
- 生息年代:ジュラ紀前期
- 食性:植物食
- 全長:4メートル
- 重さ:250キログラム
- 化石が発見された場所:イングランド
特徴
スケリドサウルスは鳥盤類の中で最も初期の恐竜のひとつである。(かつて、スケリドサウルスが最古の鳥盤類であった。だが、1960年代、70年代にレソトサウルスとヘテロドントサウルスが発見されると、スケリドサウルスが最古のものではなくなった。)
スケリドサウルスは全長が4メートルほどの草食恐竜であった。この恐竜の一番奇妙な特徴というのは、背中と胸郭の皮膚の上にたくさんの骨質の板状の装甲がついていたことであろう。この装甲はアンキロサウルス類の装甲とよく似ていた。
頭部には、葉っぱのような形をした歯がついていた。歯や骨の形からも、この恐竜は草食動物であっただろうと推測されている。スケリドサウルスは低木の葉っぱや枝などを食べたり、多肉果をエサにすることもあっただろう。
四肢は頑丈であり、四肢の先端には4本の指がついていた。四肢の大きさや形から、スケリドサウルスは四足歩行をしていたであろうと考えられる。尻尾はほかの鳥盤類と比較すると長かった。そして、尻尾の皮膚にも装甲がついていた。
この恐竜の近縁には、スクテロサウルスがいる。
化石について
19世紀の半ばに、スケリドサウルスはイングランドの南部で最初に発見された。「恐竜類」という言葉を作った有名な古生物学者リチャード・オーウェンが、この恐竜の命名を行なった。スケリドサウルスとは、「四肢のトカゲ」という意味である。
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