セロサウルス
基本データ
- 分類:古竜脚類
- 属名:Sellosaurus
- 生息年代:三畳紀後期
- 食性:植物食
- 全長:7メートル
- 重さ:600キログラム
- 化石が発見された場所:ドイツ
特徴
セロサウルスはプラテオサウルスに似ているが、セロサウルスのほうが体のサイズが小さい。歯はアゴの前方から後方にかけて生えかわった。プラテオサウルスとくらべると、セロサウルスは少し柔らかい植物をエサにしていたようである。体全体の特徴からみると、両者には共通するところが覆い。セロサウルスに似た動物がプラテオサウルスの先祖であったと考えられている。
化石について
セロサウルスは、ドイツ西部にあった三畳紀後期の地層で発見された。この地層はプラテオサウルスが発見された地層よりもわずかに古いものであった。フリードリヒ・フォン・ヒューネが1907年にセロサウルスの記載を行なったが、この恐竜とプラテオサウルスはその後、しばしば混同されることがあった。
セロサウルスとは、「優美な鞍のトカゲ」という意味である。尾椎の形がほかの古竜脚類と違って、神経棘が鞍型の構造をつくっているところから、この名前がついた。
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