シャントゥンゴサウルス
基本データ
- 分類:鳥脚類
- 属名:Shantungosaurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:植物食
- 全長:15メートル
- 重さ:5000キログラム
- 化石が発見された場所:中国
特徴
シャントゥンゴサウルスはハドロサウルス類の中では最大の大きさであった可能性がある。小型の竜脚類の中には、シャントゥンゴサウルスよりも体の小さい恐竜が存在した。
シャントゥンゴサウルスは頭が平たいハドロサウルス類であり、北米に生息していたエドモントサウルスによく似ていた。両者を区別するのは体の大きさであった。シャントゥンゴサウルスのほうが四肢が大きく、骨が強く、背中も強力であった。
シャントゥンゴサウルスの鼻孔のまわりには、大きな穴があった。そして、そこにはおそらく肉質の袋があったと考えられている。シャントゥンゴサウルスはこの袋をふくらませて音を出して、繁殖期にオスがメスをひきつけたり、縄張りを主張したりしたのだろう。
化石について
シャントゥンゴサウルスは1964年に中国で発見された。化石が記載されたのは1973年のことである。シャントゥンゴサウルスとは、「山東省のトカゲ」という意味である。
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