シノカリオプテリクス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Sinocalliopteryx
- 生息年代:白亜紀前期
- 食性:肉食
- 全長:2.4メートル
- 重さ:45キログラム
- 化石が発見された場所:中国
特徴
この恐竜はファシャグナトゥスに近いが、シノカリオプテリクスのほうが体の大きさが二倍ほどもある。また、ほかに近縁な恐竜として、ジュラ紀に繁栄したコンプソグナトゥスがあげられる。
シノカリオプテリクスの体には、長い毛のような羽毛があって、この羽毛は飛行には適していなかった。体の全身が羽毛で覆われていて、それは足のくるぶしにまでとどいていた。
発見された標本の胃の中に、胃石と一緒にドロマエオサウルス類のものと思われる後肢が含まれていた。このことから、小型の鳥類に似た恐竜などをエサにしていたのではないかと考えられている。
化石について
シノカリオプテリクスは、中国遼寧省にある易県累層で発見された。化石の記載は2007年のことである。シノカリオプテリクスとは、「中国の美しい翼」という意味である。
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