シンタルスス

基本データ

  • 分類:獣脚類
  • 属名:Syntarsus
  • 生息年代:ジュラ紀前期
  • 食性:肉食
  • 全長:2メートル
  • 重さ:
  • 化石が発見された場所:ジンバブエ

特徴

シンタルススは敏捷で足の速い小型の肉食恐竜であった。この恐竜は、米国のアリゾナ州とニューメキシコ州で発見された三畳紀後期のコエロフィシスと似ていた。シンタルススの頭部とアゴはコエロフィシスに比べると大きかったが、首は少し短かった。シンタルススはコエロフィシスよりもわずかに体のサイズが大きかった。

シンタルススのアゴには刃物のようなギザギザのついた歯がたくさん並んでいた。この歯は肉を切断するためのものであった。シンタルススはおそらく小川に沿って群れをなして棲み、小さな爬虫類や魚類などをエサにしていただろう。シンタルススの化石は、一箇所に集まって発見されており、これはこの恐竜が群れを成す性質をもっていたことを示している。

シンタルススとは、「癒合した足首」という意味である。この足首があるおかげで、速いスピードで走ることができた。また、捕食者から逃れるために、速く走る必要もあっただろう。後肢は頑丈だったが、前肢はとても小さく、弱弱しかった。尻尾は長くて、おそらくこの尻尾は頑丈なものだっただろう。四肢のつくりから、シンタルススはウサギやカンガルーのように跳躍しながら移動したと考えられている。

化石について

ジンバブエの骨層(大量の化石が発見される地層。)からは、30体ものシンタルススの化石が発見された。また、シンタルススの化石のそばには、草食恐竜のマッソスポンディルスの化石があった。

ジンバブエで発見された化石によれば、オスはメスよりも体のサイズが小さくて、ほっそりとしていたようである。一方、メスはオスよりも体ががっしりとしていて大きかったようだ。また、個体数はオスよりもメスのほうが多かったようである。

シンタルススの骨には、現代の鳥類や哺乳類に似た骨細胞や血管が含まれていた。これはシンタルススが恒温動物であったことを示している。

シンタルススは1969年にM・A・ラースによって記載された。

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