タラルルス
基本データ
- 分類:鎧竜類
- 属名:Talarurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:植物食
- 全長:6メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:モンゴル
特徴
タラルルスはカバほどの大きさのアンキロサウルス類であった。体中は鎧で覆われていて、尻尾の先端はこん棒のような形をしていた。この尻尾のこん棒を使って、タルボサウルスのような捕食者に対して強烈な一撃を加えたのだろう。
タラルルスの尻尾のこん棒は、近縁のエウオプロケファルスよりも小さかった。後ろ足の指は4本であり、これは原始的なアンキロサウルス類の特徴である。(一方、エウオプロケファルスの足の指は3本であった。)
タラルルスの骨はマレエヴスと似ている。科学者の中には、この二つの恐竜が同じ属だと考える者もいる。
化石について
タラルルスはモンゴルのゴビ砂漠の南東部で、イヴギェーニイ・アリクサーンダラヴィチュ・マレーエフによって発見された。化石の記載は1952年のことである。タラルルスとは、「バスケットの尾」という意味である。
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