トロサウルス
A Lone Torosaurus...
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基本データ
- 分類:角竜類
- 属名:Torosaurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:植物食
- 全長:8メートル
- 重さ:7500キログラム
- 化石が発見された場所:カナダ、アメリカ合衆国
特徴
トロサウルスの頭骨のサイズは最大3メートルにも達して、陸生動物の中でも最大の頭骨をもつといわれている。また、頭骨には、大きなえり飾りがついていた。このえり飾りはサイズは大きかったが、厚みは無く、二つの大きな穴があいていた。この穴があることで軽量になったかもしれないが、その反面、捕食者に対しては防御の効果が薄れたであろう。吻の先端にはクチバシがついており、そのクチバシの上あたりには角がついていた。
トロサウルスが生息していたのと同じ時代には、近縁のトリケラトプスがいた。しかし、トリケラトプスの生息数がかなり多かったのに対して、トロサウルスはそれほど数が多くなかった。ほかにもトロサウルスの近縁の恐竜として、アンキケラトプスや、アリノケラトプス、ペンタケラトプス、カスモサウルスなどがあげられる。
化石について
1891年に、ジョン・ベル・ハッチャーによって米国のワイオミング州でトロサウルスの頭骨が二つ発見された。その同じ年に、オスニエル・マーシュによってこの恐竜は記載された。トロサウルスとは、「突き通されたトカゲ」という意味である。
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