ツィンタオサウルス
基本データ
- 分類:鳥脚類
- 属名:Tsintaosaurus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:植物食
- 全長:10メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:中国
特徴
ツィンタオサウルスは大型の二足歩行をする鳥脚類であった。この恐竜は歯のないクチバシをもち、強力なアゴを使って堅い植物の枝葉を食べていたと思われる。エサは松葉やソテツの葉などであっただろう。
ツィンタオサウルスの特徴は何といってもその頭飾りであっただろう。頭飾りは、ユニコーンの角のように頭の真ん中から真っ直ぐ上に突き出していた。これはオスがメスをひきつける役割を果たしたかもしれないし、また、鼻孔から空気をそこに送り込んで、音の信号を発していた可能性もある。(頭骨の内部には反響室が見つかっている。)
化石について
ツィンタオサウルスは中国山東省の青島の近くで発見された。1958年に楊鍾健によって記載された。ツィンタオサウルスとは、「青島(チンタオ)のトカゲ」という意味である。
スポンサードリンクHOME > 鳥脚類 > ツィンタオサウルス