トゥリアサウルス

基本データ

  • 分類:竜脚類
  • 属名:Turiasaurus
  • 生息年代:ジュラ紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:30〜37メートル
  • 重さ:40〜48トン
  • 化石が発見された場所:スペイン

特徴

トゥリアサウルスはヨーロッパで発見された恐竜としては最大のサイズを誇る。全長はおよそ30メートル以上あり、体重は40トン以上もある。これは成体のオスの象を6、7頭あわせたのと同じ重さである。

トゥリアサウルスの歯は歯根が長く、歯の形はハート型であった。骨の特徴から、同じ竜脚類の中でもディプロドクスブラキオサウルスなどとは異なる恐竜であるとされている。

この恐竜はおそらく現代の象のようにゆっくりと歩いただろう。また、かつて、竜脚類というのは第二の脳を尻尾の部分にもつと考えられていたが、現在ではそれは脊髄が拡大したものであるとされている。

化石について

トゥリアサウルスはジュラ紀の末期、白亜紀との境界付近の地層から発見された。(発掘場所はスペインのテルエル県にある。このテルエルという地名はトゥリアサウルスの名前の由来になっている。)化石の記載は2006年のことである。

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