ウネンラギア
基本データ
- 分類：獣脚類
- 属名：Unenlagia
- 生息年代：白亜紀後期
- 食性：肉食
- 全長：2メートル
- 重さ：
- 化石が発見された場所：アルゼンチン
特徴
これまでに発見されてきた恐竜の中で、ウネンラギアは最も鳥類に似ていると考えられている。この恐竜があまりにも鳥に似ていたために、発見当初は鳥の一種であるとされた。ウネンラギアの腕が鳥の羽のような羽ばたきが可能な構造になっていたのも、誤解を生んだ原因である。だが、ウネンラギアは空を飛行するのには体重が重すぎた。
また、一時期、ウネンラギアはメガラプトルの若い個体とも考えられたことがあったが、現在では両者はまったく異なる恐竜であるとされている。
ウネンラギアに近縁の恐竜としては、バイトレラプトルやネウケンラプトルがあげられる。
化石について
ウネンラギアはアルゼンチンで、ブエノスアイレス自然史博物館のフェルナンド・ノバスによって発見された。化石の記載は1997年のことである。ウネンラギアは、「半分鳥」という意味である。（この名前はアルゼンチンの現地の言葉であるマパチェ語とラテン語からつくられている。）
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