ヴルカノドン

基本データ

  • 分類:竜脚類
  • 属名:Vulcanodon
  • 生息年代:ジュラ紀前期
  • 食性:植物食
  • 全長:7メートル
  • 重さ:750キログラム
  • 化石が発見された場所:ジンバブエ

特徴

ヴルカノドンは、三畳紀に生息していたセロサウルスのような小さめの古竜脚類と、ジュラ紀に繁栄したブラキオサウルスやアパトサウルスのような大型の竜脚類、これらの中間の位置を占めていると考えられている。

ヴルカノドンが最初に発見されたとき、歯の化石はヴルカノドンのものであるとされた。最初、その歯の化石によって、ヴルカノドンは古竜脚類であると考えられた。また、この恐竜が雑食だと考える専門家もいた。だが、後になって、その歯はヴルカノドンを食べようとした肉食恐竜の歯だったことが明らかになった。

化石について

ヴルカノドンは、ジンバブエの北部にあるマショナランドで発見された。化石の記載は1972年に、ヨハネスブルグにあるウィットウォータースランド大学のマイケル・A・ラースによって行なわれた。

ヴルカノドンとは、「火山の歯」という意味である。これは、化石が火山性の堆積物中で発見されたことにちなんでいる。

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