カルカロドントサウルス
Carcharodontosaur...
Psihoyos, Louie
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基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Carcharodontosaurus
- 生息年代:白亜紀前期
- 食性:肉食
- 全長:約13メートル
- 重さ:3トン
- 化石が発見された場所:アフリカ北部
特徴
カルカロドントサウルスは、南米に生息していたギガノトサウルスと非常に近い関係にある。カルカロドントサウルスは、これまで発見された中で最大の肉食恐竜のひとつだ。特に、頭部はティラノサウルス・レックスよりも大きい。マイナス面として、カルカロドントサウルスは頭部の大きさの割りには脳が小さくて、実質的に知能がそれほど発達してなかったということである。
カルカロドントサウルスには、大きくてギザギザのある鋭い歯があって、その恐ろしい歯で獲物の肉を噛み切った。頭部は1.5メートルほどあり、これは大人の人間を丸呑みできるほど大きかった。
また、カルカロドントサウルスは強靭な足で二足歩行をし、走るスピードは比較的速かったようである。(恐竜の走るスピードというのは、足の長さや足跡となった化石を通して予測される。)
生態
カルカロドントサウルスは、アロサウルス類と同じように群れを作って狩りをしていた可能性がある。しかし、このことを裏付ける化石の証拠は存在しない。
化石について
1927年にチャールズ・ドペレとJ・サヴォルナンが最初に北アフリカでカルカロドントサウルスの化石を発見した。その後、1931年にエルンスト・シュトローマー・フォン・ライヘンバッハが記載した。カルカロドントサウルスとは、「ホホジロザメの歯をもつトカゲ」という意味である。もともとあった化石は第二次世界大戦において、ドイツへの爆撃で破壊された。1996年には、古生物学者のポール・C・セレノによってひきいられたモロッコ遠征隊が、カルカロドントサウルスの頭部と骨格の一部を発掘した。
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