ケティオサウルス
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基本データ
- 分類:竜脚類
- 属名:Cetiosaurus
- 生息年代:ジュラ紀中期
- 食性:植物食
- 全長:18メートル
- 重さ:20000キログラム
- 化石が発見された場所:イギリス、ポルトガル、モロッコ
特徴
ケティオサウルスは体重の重い竜脚類であった。この恐竜はディプロドクスやアパトサウルスと似ているが、これらはケティオサウルスの子孫である可能性がある。ケティオサウルスは恐竜が最初に研究されたイングランドにおいて最も有名な竜脚類である。
この恐竜の化石については、四肢と骨盤、そして尻尾の大部分が知られている。椎骨は頑丈だったが、ほかの竜脚類でみられるように、椎骨に隙間は空いていなかった。(より進化した竜脚類では体重を少なくする手段として椎骨が空洞化しているのが一般的である。)ケティオサウルスの四肢は建物の柱のようにどっしりとしていて、尻尾は長かった。
化石について
ケティオサウルスは最初に発見され、記載された竜脚類である。これまでに化石はイギリスやポルトガル、モロッコなどで発見されている。1841年に、古生物学者のリチャード・オーウェンによって記載された。ケティオサウルスとは、「クジラトカゲ」という意味である。
発見当時、この恐竜は地上最大の動物であると考えられていた。その後、ケティオサウルスは、ワニやイグアノドンと混同されることもあった。
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