エドモントニア
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基本データ
- 分類:鎧竜類
- 属名:Edmontonia
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:植物食
- 全長:約7メートル
- 重さ:4000キログラム
- 化石が発見された場所:カナダ、米国
特徴
エドモントニアは、白亜紀後期に繁栄していた最後の鎧竜類のひとつであった。鎧竜類の中でもサイズが大きく、全長は7メートルほどであった。
この恐竜の体は重量感があり、重心が低く、背中にはいくつもの鎧のような皿がならんでいた。肩には鋭いトゲがついていた。エドモントニアはこのトゲを使って捕食者を追い払ったり、繁殖期においてオス同士がメスをめぐって戦うときにこのトゲを用いることもあっただろう。
化石について
1924年に、カナダのアルバータ州にあるエドモントン層で、ジョージ・パターソンによって化石が発見された。その後、1928年、チャールズ・M・スタンバーグによって名前がつけられた。エドモントニアとは、「エドモントン(地名)のもの」という意味である。カナダのエドモントンは、これまで二つの恐竜の名前の由来になっている土地だ。その二つの恐竜というのは、カモノハシ竜のエドモントサウルスと、このページで解説した鎧竜類のエドモントニアである。また、エドモントニアの化石は米国のモンタナ州でも発見されている。
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