クリプトプス
基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Kryptops
- 生息年代:白亜紀前期
- 食性:肉食
- 全長:約6メートル
- 重さ:
- 化石が発見された場所:ニジェール
特徴
クリプトプスは原始的なアベリサウルス類のひとつである。
顔の表面が骨質の組織で覆われていて、また、発見された化石の中には、上あごの骨の内側に予備の歯が残されていたものがあった。これらの特徴から、クリプトプスは恐竜の死体をエサにしていたと考えられている。
白亜紀後期には、同じ地域にエオカルカリアや、スピノサウルスの仲間などが生息していた。これらの恐竜は体のサイズも大きく、クリプトプスは死肉を食べることによって、同地域の肉食恐竜との競合を避けていたのであろう。
化石について
クリプトプスはニジェールのテネレ砂漠で発見された。この恐竜は2008年に、ポール・セレノとステファン・ブルサットによって記載された。クリプトプスとは、「かくれた顔」という意味である。
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