オルニトミムス
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基本データ
- 分類:獣脚類
- 属名:Ornithomimus
- 生息年代:白亜紀後期
- 食性:肉食
- 全長:6メートル
- 重さ:160キログラム
- 化石が発見された場所:アメリカ合衆国
特徴
オルニトミムスは現代のダチョウのような、飛べない鳥に姿が似ていた。どちらも頭部が小さく、クチバシがあり、首が長かった。また、速く走るために後肢が長くなっていた。(オルニトミムスは時速50キロメートルほどで走ることができたといわれる。)
この恐竜に特有だったのは、尻尾が長く、前肢の先端には3本の指があって、ほっそりとしたカギヅメがついていたことである。
オルニトミムスに最も近縁だったのはストルティオミムスであったが、後肢と首はオルニトミムスのほうが短かった。
オルニトミムス類というのは頭部が軽量で、歯が無いというのが特徴としてあげられる。概して雑食であり、小さな脊椎動物や昆虫、果物などをエサにしていた。(古生物学者の中には、オルニトミムス類は草食恐竜だったと主張する者もいる。)
化石について
オルニトミムスは1889年に米国のコロラド州デンバーの近くで発見された。1890年に古生物学者のオスニエル・チャールズ・マーシュによって記載された。オルニトミムスとは、「鳥に似たもの」という意味である。
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