アンキサウルス


Anchisaurus Eating Plants
Anchisaurus...
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基本データ

  • 分類:古竜脚類
  • 属名:Anchisaurus
  • 生息年代:ジュラ紀前期
  • 食性:植物食
  • 全長:約2.5メートル
  • 重さ:70キログラム
  • 化石が発見された場所:アメリカ合衆国
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特徴

アンキサウルスは体重が軽い四本足の古竜脚類である。手の親指に鋭いカギ爪をもち、四肢の指の数は5本であった。この恐竜がブラキオサウルスアパトサウルスのような巨大な草食恐竜に進化したのだと、今日、ほとんどの古生物学者たちが考えていている。だが、アンキサウルスが中間種であり、肉も食べていたのではないかという説もある。

アンキサウルスの頭骨は軽量で、横から見ると三角形の形をしている。ほかの古竜脚類、たとえばプラテオサウルスなどの頭骨は長方形をしていて、顔の先端は平たくなっている。アゴの関節が歯列の下ではなく、下アゴと同じ高さのところにあったという点で、アンキサウルスはほかの古竜脚類とは異なる。

また、歯はスプーンのような形をしており、これはおそらく食物を噛むのには適さず、単にこの歯は食物をかき集めるのに使用されていたのではないかと思われる。食べ物を飲み込むと、体内に砂袋があって、それはかたい食べ物を砕く役割を果たした。

化石について

アンキサウルスが発見されたのは1818年のことである。それは、他の多くの恐竜の化石が発見される数十年も前のことであった。発見当時、アンキサウルスの骨格は初期の人類の骨格であると、科学者たちは考えていた。誰もこの骨の正体がわからなかったのである。

1885年に、有名な古生物学者のオスニエル・チャールズ・マーシュがこの骨を、『アンキサウルス』と正式に命名した。この恐竜の名前は、ギリシャ語で“トカゲに近いもの”を意味する。

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