ケントロサウルス


Kentrosaurus Dinosaur Standing in Water
Kentrosaurus...
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基本データ

  • 分類:剣竜類
  • 属名:Kentrosaurus
  • 生息年代:ジュラ紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:約4.9メートル
  • 重さ:2000キログラム
  • 化石が発見された場所:タンザニア

特徴

ケントロサウルスの体のサイズは、近縁のステゴサウルスのおよそ半分ほどであった。ケントロサウルスの背中や腰、尻尾には一対のトゲが並んでいた。肩の部分には大きな三角形の骨板がついていた。背中全体に並んでいたトゲは、捕食者に対して防御の役割を果たしたであろう。尻尾についていたトゲが一番長く、鋭かった。ケントロサウルス(トゲのトカゲの意)という名前も、このトゲからきている。

立ち上がると腰のあたりの高さがおよそ1メートルほどであった。前肢と首が短かったので、この恐竜は背のあまり高くない植物をエサにしていただろう。

ケントロサウルスはアフリカの東部でブラキオサウルスと一緒に生活をしていた。ケントロサウルスの体を覆っていたトゲや骨板は、体を部分的に保護しているに過ぎなかった。体の側面や腹部は保護されていなかったのである。

ジュラ紀後期に生息していたほかのステゴサウルス類には、西ヨーロッパのダケントルルスや、北米のステゴサウルス、中国のトゥオジアンゴサウルスなどがいる。

化石について

ケントロサウルスの化石は、タンザニアのテンダグルで発見された。1915年に、エドウィン・ヘニッヒがこの恐竜の記載を行なった。その後、ベルリン大学のフンボルト博物館にケントロサウルスのほぼ完全な骨格が保管されていたが、第二次世界大戦の爆撃により化石の大部分が失われた。

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