アンキケラトプス

基本データ

  • 分類:角竜類
  • 属名:Anchiceratops
  • 生息年代:白亜紀後期
  • 食性:植物食
  • 全長:6メートル
  • 重さ:2800キログラム
  • 化石が発見された場所:カナダ

特徴

アンキケラトプスの一番の特徴は、その奇妙な形をしたえり飾りにあった。えり飾りは長さがあって、三角形であり、いくつかの小さな楕円形の穴があいていた。えり飾りの端の部分は分厚くなっていた。

額の角はケラトプス類の角竜としては短く、前方に湾曲していた。鼻先が長くて、幅が狭かった。発見された骨格から、アンキケラトプスの尻尾はとても短かったと考えられている。

アンキケラトプスの近縁の恐竜としては、アリノケラトプスやトロサウルスカスモサウルスペンタケラトプストリケラトプスなどがいた。

化石について

アンキケラトプスは1912年にカナダのアルバータ州のレッド・ディア・リバーで、バーナム・ブラウンによって発見された。1914年に、バーナム・ブラウンによって記載された。アンキケラトプスとは、「ほとんど角をもつ顔」という意味である。1924年には、チャールズ・スタンバーグがアンキケラトプスのほぼ完全な頭骨を発見した。この二番目に発見された骨は、一番目に発見されたものよりも鼻先が長く、角が小さく、楯が薄いという特徴があった。

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